繊維ニュース 編集部ブログ
2018
05
Jun
「子供の安全第一」
【東京本社】日本の少子化が始まったのが1997年。昨年の出生数は2年連続で100万人割れ。1899年の統計以来、過去最低を記録した。
1974年には、日本人口会議が開催され「子供は2人までが望ましい」との大会宣言が採択された。今では考えられない宣言だが、この時期は団塊の世代が出産年齢に当たるので納得。また、少子化が始まるのが団塊ジュニアの出産年齢となる時期に当たる。女性の社会進出や環境の変化が出産に影響を与えている。
現在、少子化では国の対策も出されるが、出産数の増加につながっていない。国会議員が「子供を産め」と一言というだけで問題視される世の中。具体的対策を望む。
子供の数が少ないからか、母親は子供の安全のために労をいとわず、「子ども安全フェア」に多くの人が参加していた。(章)