繊維ニュース 編集部ブログ

2024 11 Jan

「まち」起点の 再生ブランド

 【東京本社】大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)は東京の中心地、大手町・丸の内・有楽町エリア、通称「大丸有」で、公民協調によるサステイナブルなまちづくりに取り組んでいる。昨年、丸の内仲通りに掲出された垂れ幕などをアップサイクルするアパレルブランド「リガレッタ」を立ち上げた。エリア内の情報発信拠点でコート、スカート、バッグなどの期間限定販売を実施。昨年末には、千鳥格子の地紋を採用した新デザイン(写真)を加え、2回目の展示販売会を行った。「まち」を起点とした繊維の循環事業は、ビジネス色が薄いためかペースは速くはないが、国内では事例の少ない取り組み。気長にウオッチする価値はあるように思う。(強)