繊維ニュース 編集部ブログ
2024
28
Oct
横浜らしさ体感
【東京本社】横浜市のシルク博物館は1959年の開館以来、さまざまな時代のシルク製品を収集、公開してきた。横浜の生糸輸出を支えた産業の歴史も紹介している。シルクを使う伝統工芸や美術についての企画展も随時、開催しており、現在は作家が型紙作りから手がける「型絵染」(かたえぞめ)の作品(写真)を紹介する特別展を実施中だ。同館は、関内や馬車道といった観光地の近くに立地し、まさに横浜らしさを体感できる場所にある。館内を取材中に、インバウンド(訪日外国人観光客)らしき人たちが訪れていた。横浜の街を散策する途中で立ち寄り、静かな空間で工芸品や美術品を見て回りながら一息つくのもいいかもしれない。(強)