繊維ニュース 編集部ブログ

2018 19 Dec

岡山に「イコットニコット」開業

 【中国・四国支社】以前のブログでも紹介したが、JR岡山駅前の“ドレミの街”がリニューアルし、12月7日に複合商業施設、「イコットニコット」としてグランドオープンした。

 外観が少しずつ明らかにされていた上、桃太郎大通りに面した店舗は、一部が先行して営業を開始していたことで、「いつの間にかできていた」気がする。内部のテナントも来年1月以降のオープンだったり、フロアまるごと閉鎖されていたりと、現在も発展途上の印象。

 ただし、既に完成しているフロアは文具や大型書店とパン売り場を同じフロアに配置するなど、近隣には見られない売り場構成を取り入れ、目新しさが感じられる。

 屋上階に地元のサッカーチーム、ファジアーノ岡山の名を冠したフットサルコートが設けられるなど、他にはない施設もある。

 一方で、地階にはスーパー、クリーニング、カードゲームショップなど、隣接する駅前商店街の名残を感じさせる顔触れもそろう。特にスーパーはリニューアル期間中に不便をかこっていた近隣住民に好評なようだ。

 昭和世代に「ドレミの街」で印象付けられてしまっている同施設だが、今後どれくらい「イコットニコット」の名で記憶が上書きされるのか、見守っていきたい。(酒)