繊維ニュース 編集部ブログ

2018 07 Jun

書店に枕やマット

 【大阪本社】大阪市内の大手書店で、書籍に交じって枕やマットを置いてあるコーナーがあった。珪藻土マット、首用枕、ビーズクッションなど複数のアイテムが並べられていた。書店で枕が売れるの?と思うが、売れているという。

 出版社の宝島社(東京都千代田区)が発売した『天使の深睡眠(しんすいみん)マクラBOOK』(1980円)の発行部数は2016年11月の発売以降、11万部以上。圧縮技術で低反発素材を使用した枕をA4サイズにパッケージしている。

 枕は通常目的買いの商品だが、書店で販売することで目的買い以外の消費者にアプローチしている。ユーザーからは「本屋の店頭で見て衝動買い、ぐっすり寝られるようになった」などの声が寄せられている。

 まだまだ意外な販売ルートがあるのかもしれない。(長)