繊維ニュース 編集部ブログ
2020
23
Mar
働き方
【東京本社】新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、時差出勤、在宅勤務、国内外の出張禁止など、これまで経験のなかった勤務体制を敷く企業が増えている。感染を防ぐため、そうせざるを得なかったわけだが、一方で働き方という面でも一石を投じる形になっている。
例えば在宅勤務では「集中度が増し、仕事がはかどった」「通勤がなくなり時間に余裕ができた」など、メリットの声も少なくない。その反面、情報漏洩などセキュリティーの問題を指摘する声も多い。いずれにせよ、在宅勤務、テレワークといったことに初めて取り組んだ企業が多いのは事実で今後、コロナうんぬんにかかわらず、働き方の選択肢の一つとして、取り入れられることも十分考えられる。
出張を伴う会議も、テレビ会議へ切り替わるなど、こちらもこれをきっかけに、ますます遠隔会議が増えていきそう。ちなみに筆者は月に2回ほど、東京から大阪へ新幹線を使って出張するが、いつもなら満席の時間帯もがらがらである。金券ショップの新幹線チケットも随分、安くなっている。一連のコロナウイルスの問題が終息するころ、既存のビジネス慣習が変わっているかも。(東)