繊維ニュース 編集部ブログ
2022
05
Sep
商談会の変化
【大阪本社】新型コロナウイルス禍で、海外企業が出展する商談会も様変わりした。マイドームおおさか(大阪市中央区)で8月に開かれた「第24回中国山東省輸出商品展示商談会」では、出展企業は来日せずブースに商品を展示し、モバイル端末を通じてリモートで商談する方法を採用した。新型コロナ禍前にほとんど露出がなかったアイテムを並べる出展企業も見られた。家具製造などの青島物詩家具は、テントやゲーミングチェアを並べた。対日ビジネスは長いが、3年前に製造を始めたテントや、ゲーミングチェアが売れて好調と言う。「3密(密閉・密集・密接)」を避けられるアウトドアブームや、巣ごもり需要を象徴する製品で、変化を感じた商談会だった。(長)