繊維ニュース 編集部ブログ

2021 03 Dec

進む無人化

 【東京本社】小売業の人手不足が深刻化する中、店舗運営の省人化、無人化が進む。先月、経済産業省のビルの地階にあるファミリーマートに飲料の商品陳列を自動で行うロボットが導入された。狭いバックヤード内での補充作業はスタッフにとっても負担が大きい。それを文句も言わず、サボることもないロボットが24時間黙々と代行してくれるというのだから、これ以上の効率化はない。無人コンビニも都内では高崎ゲートウェイ駅構内や八丁堀にあるロボットマートなどポツポツと見掛けるようになった。翻って、アパレルショップの無人化は進むのか。かつて一世を風靡(ふうび)した「カリスマ店員」がロボットとして再び脚光を浴びる日も近いのかもしれない。(日)