繊維ニュース 編集部ブログ

2020 16 Mar

久々のテレビっ子に

 

【大阪本社】今年13月は面白いTVドラマが多く、久々のテレビっ子になってしまった。その一つが先日終了した「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」(テレビ東京系列)。実話を基に、経営危機の病院が復活する物語。なるほどと思ったのが、メインバンク副頭取のあるセリフ。

 5本の指を例にあげながら、ベクトルが同じ方向に向いた組織は最大のパワーを発揮すると指摘したシーンだ。

 5本の指は少し向く方向が違う。最初は小さな差だが、先に行くほど広がり別々の方向に向かう、と病院の状態を表現。ここまでは普通だが、これに続くセリフが良かった。「緊張感を失えば指はバラバラに離れる。だから常に半歩でも前に進み続ける。無理をするのは当然苦しい。しかし、前進しようと、もがいた時にチームは結束して最大の力を発揮する」と。

 バラバラに向く指をまとめることが管理職の仕事なのだが、それが一番難しい。たとえ、小さな所帯でも。(貴)