繊維ニュース 編集部ブログ
2025
20
Aug
衰えぬ威容
【大阪本社】先日、大阪の万博公園内を歩く機会があり「太陽の塔」と数年ぶりに対峙(たいじ)した。サッカースタジアムの方向から丘を越えると、森の向こう側に姿を現す。1970年に開催された「前の大阪万博」の象徴的存在であり、半世紀以上を経た現在でも、その威容は全く衰えない。塔のことを知らずに訪れる人は少ないだろうが、知っていても「何なんだあれは」の非日常感は味わえる。開催中の「今の大阪万博」会場と間違えて訪れる観光客がいるとの話も聞いたが、この姿を不意打ちで拝めたならば、それはそれで幸運かも知れない。(酒)