繊維ニュース 編集部ブログ

2023 14 Jul

増える繊維機械展

 【大阪本社】先月ミラノで開かれた繊維機械の国際展示会「ITMA2023」は盛況のうちに閉幕した。次は2027年にドイツ・ハノーバーでの開催になるが、それまでにも多くの繊維機械展が予定されている。今年11月には上海で「ITMAアジア」。来年も上海であり、25年はシンガポールでの開催が決まった。ITMAが4年ごと、ITMAアジアは2年ごとだったが、シンガポールの追加で毎年どちらかが開催されることになった。トルコの「ITM」やインドの「ITME」なども存在感を高めている。展示会は商機になるが、技術開発には時間も必要。全て出展するとなると従来機を紹介せざるを得ないケースもある。増え過ぎへの懸念も出てくる。(星)