繊維ニュース 編集部ブログ

2018 02 Oct

めざせ靴下ソムリエ

 【大阪本社】緊張感漂う空気が流れたのは奈良県産業業会館(奈良県大和高田市)。9月22日、第2回目を迎えた「靴下ソムリエ資格認定試験」(日本靴下協会・奈良県靴下工業協同組合主催)が行われた。

 試験会場は、東京・奈良の2カ所。靴下の歴史に始まり、製造工程や関連法規など幅広い知識が試された。

 奈良だけでも200人を超える受験者が集まっていた。ロビーには受け付け時間の1時間以上前から公式テキストをチェックする人もいて、靴下ソムリエになりたいという意気込みが伝わってきた。

 試験後はほっとしたのか、「予想以上に難しかった」と感想を語り合う会社の同期らしきグループでにぎわっていた。全100問(真偽○×方式と択一方式)中、正答率80%以上が合格となるが今年はどうか。

 合否は15日に本人宛に郵送で通知される。2017年の合格率は、64%(受験者455人、合格者292人)だった。どうか受験者の努力が報われますように。(和)