繊維ニュース 編集部ブログ

2021 25 Oct

食材に続け、衣料の地産地消

 【中部・北陸支社】愛知県一宮市は市制100周年に合わせて、市内の公立中学校の制服を刷新した。これまでの詰め襟、セーラー服を変更しブレザーに決まった(写真)。ブレザーの内側には織布・編み立てや染色整理加工の2工程が尾州産地で行われたことを示す「尾」マークのタグも付いている。来年度からは子供たちが地元の生地を使った制服を身にまとい新入生として桜並木をくぐる。食育の一環で地場の食材を使った給食がある。衣料の地産地消があっても不思議ではないし今後さらに進むかも。(川)