繊維ニュース 編集部ブログ
2026
03
Mar
ミュシャの名作西陣織で再現
【大阪本社】京都・西陣で150年以上の歴史を刻む河瀬満織物(京都市)は先月、プラハの在チェコ日本国大使館を訪れ、アルフォンス・ミュシャの代表作「ジスモンダ」を西陣織で再現した掛け軸を寄贈した(写真)。ミュシャ財団公認の唯一のパートナーとして培った高度な織り技術が、線描や装飾性を緻密に表現。京都市とプラハ市の姉妹都市提携30周年の節目に、日欧文化を結ぶ象徴的な取り組みとなった。河瀬満織物は「西陣織が単なる伝統の枠を超え、世界の人々の心を震わせる『美の共通言語』であることを証明する、確かな足跡となった」とコメント。伝統技術を軸に国際舞台へ挑む姿勢は、西陣織の新たな可能性を示しそうだ。(佑)