繊維ニュース 編集部ブログ
2023
23
Jan
心和らぐめがね犬
【大阪本社】机の上の本やスマートフォンの横に家族の眼鏡が置きっ放しされている…どこにでもある日常の風景だろう。そんなところにも播州織が生きるのではと糸染めの藤原染工(兵庫県西脇市)が考え出したのが「めがねスタンド犬」(写真)。犬の頭部をかたどった眼鏡を置くためのクッションで表地に播州織を使う。地元ではさっぱり売れなかったが、物は試しと東京で売ると人気商品になった。ところ変われば…である。すぐにまた掛ける眼鏡だし無造作に置いても問題はなかろうが、めがね犬に預けることでほんの少し心が和らぐ。なんとも素敵なアイデア商品だ。(学)