繊維ニュース 編集部ブログ
2022
01
Jun
シンプルに、大胆に
【大阪本社】写真はこのほど都内で開かれた生地商談会「プレミアム・テキスタイル・ジャパン」(PTJ)に出展した生地商社、柴屋(大阪市中央区)のブース。今回に限らず同社ブースは毎回人だかりができる。スタッフを多く配し、来場者を積極的にブースへ呼び込む。名刺をくれれば、乾麺や入浴剤などと交換する。名刺管理を徹底した上で、PTJ会期後に開く個展へ勧誘し、じっくり商談して契約につなげる。このシンプルかつ大胆な戦略は業績拡大という結果に表れている。来場者勧誘が過ぎて、事務局や近隣ブースからクレームが出ることもあるが、「総合展には新たな人と出会うために出展しているので」と揺らぎがない。(武)