【東京本社】昨年のクリスマス商戦から年始にかけて、東京・銀座エリアをくまなく歩いた。想像よりもインバウンド需要が戻っている印象を受けた。写真は「ルイ・ヴィトン松屋銀座店」での行列だが、寒空の中、入店を待つ人であふれていた。以前と違うのは、タイ、ベトナム語を話す女性たちが並んでいたこと。あるタイ人女性に話を聞くと「タイでは輸入物に7％の付加価値税がかかるし、高級ブランドはタイでも高いのよ」と教えてくれた。熱心なインバウンド客が屋外に並ばされている状況に違和感を覚えたが「寒いけど、頑張るわ」と笑顔を見せてくれた。（市）