繊維ニュース 編集部ブログ

2018 22 Aug

長~い道のり

【東京本社】夏の帰省で初めて北海道・東北新幹線「はやぶさ」を利用した。東京駅から終点の新函館北斗駅まで8237㌔㍍、4時間14分の道のりだ。まず東京駅で駅弁とビールを買い込む。お弁当はなぜか飛行機より新幹線で食べるほうがおいしく感じる。子供が騒がないようにタブレット端末にアニメもたくさん入れて出発する。

 福島、宮城と進んで岩手に入る。車窓には宮沢賢治の童話に出てきそうな風景が広がる。さらに北上し、新青森駅に到着。周りに座っていた人が一斉に降りた、と思ったらすぐにビジネスマンと思しき人たちが乗り込んできた。青森と函館は津軽海峡を越えて古くから人の行き来があり、最近は共同で町おこしをする取り組みも始まっている。

 ビールからワインに切り替え、いい気分になったところで青函トンネルに入る。同時に睡魔が襲ってくる。あっという間に終点の新函館北斗駅に到着した。しかし、実家がある美瑛町までは函館から400㌔以上ある。東京を出て実家に着くまでに10時間以上かかった。(國)