繊維ニュース 編集部ブログ
2025
11
Apr
貴重な裾縫いミシン
【中国・四国支社】ビンテージジーンズブランド「TCBジーンズ」を展開する縫製のTCB(岡山県倉敷市)を取材している時に、米国のミシンメーカー「ユニオンスペシャル」の裾環縫い専用ミシン「43200G」を見せてもらった(写真)。このミシンで裾を縫うと、縫い代がねじれて立体感のある色落ちを楽しめる。レプリカジーンズを作る縫製工場にとって必須アイテムだが、既に廃番となっており、中古で100万円を超える高値で売買されている。年代ごとに塗装が異なり、初期の黒塗装が最も貴重となっている。(徹)