繊維ニュース 編集部ブログ
2025
02
Jul
贅を尽くした手打ちそば
【中国・四国支社】取材先でご当地グルメを味わうのも記者の役得ということで、広島県府中市にあるジーベックホール(府中市文化センター)にほど近い「手打ち蕎麦むらかみ」を訪れた。実はこの店、ワークウエア製造卸の村上被服(同)の村上泰造社長のいとこが営む。季節やメニューによって打ち方は変わるそうだが、今回は9割で打たれた鴨つけそばをいただいた。石臼でひかれたそばの実は国産を厳選、香りが食欲をそそる。汁には、文久年間に創業した府中市の老舗しょうゆ蔵「桑田醤油醸造場」が作る甘味のあるイツナギ醤油を使っている。京都の老舗香辛料店「原了郭」の黒七味も添えられる。思いつく限りの贅(ぜい)を尽くした手打ちそば。美味。(徹)