繊維ニュース 編集部ブログ

2021 11 May

身に染みて感じた

 【中国・四国支社】当社が発行する月刊誌「ユニフォームプラス」の取材で先日、大和軌道製造(兵庫県姫路市)を訪ねた。同社は鉄道の分岐器や地震対策用脱線・逸脱防止ガードを専門にするメーカーで、全国の鉄道会社へ納入している。工場内は夏場、電動ファン(EF)付きウエア「空調服」が必需品。2004年に空調服がまだ試作品の段階から着用し始め、12年から全員が着用するようになった。その効果は抜群で「今では熱中症で倒れる従業員はいない」とか。北陸新幹線の分岐器の前で写真を撮らせてもらったが、長さが約150㍍もあり、撮影で慣れない線路上の移動に一苦労(写真)。まだ気温もそんなに高くはない時期だったが、EFウエアの必要性を身に染みて感じた取材だった。(佑)