繊維ニュース 編集部ブログ

2022 24 May

“ばらのまち”福山

 【中国・四国支社】JR福山駅前のバラが咲き誇っている。ユニフォームやデニム関連企業が集積する広島県福山市は“ばらのまち”としても知られる。戦後、荒廃した町に潤いを与えることを目的に、住民がバラの苗木約千本を植えたことがルーツといわれる。その後、その一帯を「ばら公園」として整備。1985年にはバラが市の花に制定された。同市はこれまでバラで町おこしを進めてきており、2025年には「世界バラ会議福山大会」の開催を予定する。同大会は世界40カ国が加盟する「世界バラ会連合」が開く世界最大のバラの国際会議だそうだ。海外からの来訪者に地元の産業など、福山を知ってもらう良いきっかけになればと思う。(秋)