繊維ニュース 編集部ブログ
2024
23
Dec
屋上緑化用の苗床
【中国・四国支社】服飾資材商社のミツボシコーポレーション(広島県福山市)が8月に建てた新しい本社の屋上には、屋上緑化用の袋「常緑キリンソウ」が備え付けられている。苗床を利用した緑化事業を展開するフジタ(鳥取県岩美町)が、東レの生地とYKKのファスナーを使い製造したものだ。遮蔽(しゃへい)と断熱効果によって、建物内の温度変化を抑える。水を通しにくい素材を使っており、豪雨の際に一時的に水を貯めた後に時間差で排水するため、突発的な水害を抑える効果が期待できるという。ちなみに水をまき過ぎたせいか現在は枯れてしまい、来春に向けてもう一度育てるそうだ。(徹)