繊維ニュース 編集部ブログ

2018 15 Aug

北京の百貨店事情

 【東京本社】立秋が過ぎ、ほんの少し温度が下がったような気がする。気のせいだろうか。地域によっては、まだまだ猛暑日を記録しているようだから。

 今年は夏のセールが早くなり、6月の売り上げは好調。ただし7月は苦戦が伝えられる。ただ、好不調はあるようで、商品の構成や仕掛け次第かも。

 今回も北京のことですが、中国ではECサイトでの買い物が日本より盛んと聞く。北京の王府井地区は繁華街で、車を遮断した歩行者天国になっており、左右に百貨店が軒を連ねている。人は多く、にぎわっていた。とにかく暑かったので避暑を兼ねて店内に入った。カフェ風の店舗に人はいるものの、物販店には人の姿は疎ら。別の百貨店を何軒かのぞいてみたが、ほとんど同じ状態で厳しい。

 日本の店舗百貨店にも、苦戦から脱するため、今年の夏同様、燃えるような企画を期待したい。(章)