繊維ニュース 編集部ブログ
2022
25
Feb
三菱ケミカルがガンバと実証実験
【大阪本社】三菱ケミカルはサッカーJ1ガンバ大阪と連携し、同社の生分解性樹脂「バイオPBS」を使用する紙コップ(写真)を起点とする循環型システムを実現するための実証実験を行う。今シーズン、パナソニックスタジアム吹田で開催されるガンバ大阪のホームゲームで、バイオPBSのドリンク用紙コップ約10万個を提供する。使用済み紙コップをスタジアムに設置された食品残渣発酵分解装置で食品の残りかすなどと共に1次発酵を行う。その後、堆肥場で2次、3次発酵へ進み、農作物の栽培に利用できる堆肥に生まれ変わる。プロスポーツの世界でもサステイナブルを意識した取り組みが始まっている。(気)