繊維ニュース 編集部ブログ
2018
03
Dec
大阪梅田で国産毛布PR
【大阪本社】寒さが増す中、温かい毛布に包まれて寝ると気持ち良い。私はこの冬、日本製のアクリルマイヤーの敷パッドを使い出したが、肌触りが良く暖かい。
その高品質の日本製毛布の生産量が大きく減っている。隆盛を極めた1970年には3200万枚の国産毛布が販売されていたが、2017年の毛布数量は前年比15・2%減の170万枚(日本毛布工業組合の組合員企業の国内生産)。住環境の変化による需要減や、低価格の中国製品の増加などで減少傾向にある。大阪・泉大津を中心した毛布生産体制の維持が課題になっている。
その中で、日本毛布工業組合は11月18日、「毛布の日」(11月20日)に合わせて、阪急電鉄・梅田駅の中央改札上り階段前の「ビッグマン」前広場(大阪市北区)で国産毛布を訴求した。
会場では、NHK「みんなのうた」の「毛布の日」の歌を流しながら、カシミヤやアクリル、コットン使いなどの多様な国産毛布約25点をアピール。販売促進をテーマの一つに据えて、毛布にQRコードを付けてその毛布の販売先を紹介した。
国産毛布の魅力を伝える機会の一つになった。(長)