繊維ニュース 編集部ブログ
2020
30
Mar
収束と終息
【中部・北陸支社】周知のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。その影響を受けて、出張で利用した高速道路のサービスエリアもご覧の通り、閑散としていた。
企業にとって問題なのはこの新型コロナがいつ収束し、やがて終息するかシナリオを描きたいのだが先が見えにくいことだ。筆者は勝手に収束が半年、終息は1年と予想しているのだが反対から呼べば“嘘よ”と書く。一番怖いのはワクチンが開発され、終息を迎えようとしている時に新たなウイルスに人が感染することだ。それは人類が永続的に疫病と戦わなければならないことを意味する。そうなれば人の動きだけでなく、モノの動きも一変し、経済は様変わりしてしまう。
振り返ると小学生の頃は世界の人口は30憶人と覚えた。それが今や70億人以上。人類だけが大きく繁栄し、その陰で多くの動物が絶滅した。2000年以降、SARS、H1N1、MERSと続く感染症はその動物たちの逆襲、いや呪いかもしれない。サスティナブル(持続可能な)社会の構築は難しい。(聡)