繊維ニュース 編集部ブログ
2024
23
May
モノ作りを通じた被災地支援
【東京本社】YKKの「ものづくり館」(東京都千代田区)は、モノ作りを通しての交流を目的としたコミュニティー施設。1月から令和6年能登半島地震の被災地支援の企画「リラックマのポーチを作って被災地を応援しよう!」を実施してきた。キャラクター版権販売管理のサンエックスの協力を得て、「リラックマ」の生地とファスナー・スナップボタンを組み合わせたポーチの製作体験を提供し、参加費を支援金に充てる。4月下旬に東京都内で開催された「日本ホビーショー」にも出展し、来場者に参加・協力を呼び掛けた(写真)。モノ作りを楽しむことが被災地支援につながるという発想は共感を抱きやすいようで、ブースに多くの参加希望者が訪れていた。能登の地震については、早くも社会の関心が薄れているように感じる中、地道な支援策が続けられている事実に少し安心を覚えた。(強)