桑原 ゆう

2016 24 Sep

"げん"結び ー音楽と文学ー Vol.1~間違いの喜劇~

チェロの佐藤翔くんに声をかけてもらったことから始まり、言葉と音楽のはざまで作品づくりをしようという企画を立ち上げました。言と音との縁を結ぶという意味で、"げん"結び という名のプロジェクトです。2016年度はちょうど没後400年を迎えたシェイクスピアの喜劇作品に挑戦し、既に《間違いの喜劇》と《十二夜》の制作が進んでいます。

HPはこちら→ http://genmusubi.weebly.com/

 

企画第1弾は、作曲:桑原ゆう、台本:大石泰による、ふたりのチェリストと朗読のための「間違いの喜劇」を中心に据え、全4回のコンサートを行います。さらに「間違いの喜劇」のキーワード「双子・鏡」をテーマに、シェイクスピア作品にまつわるクラシックと現代音楽の楽曲をプログラミングしてお届けします。

 

 

"げん"結び ー音楽と文学ー 

Vol.1「間違いの喜劇 ~The Comedy of Errors~」

 

さいたま公演: 10/13(木) 19:00開演 @彩の国さいたま芸術劇場小ホール

東京Ⅰ公演: 10/15(土) 12:00開演 @井政―神田の家―

東京Ⅱ公演: 10/15(土) 15:00開演 @井政―神田の家―

東京Ⅲ公演: 11/26(土) 19:00開演 @安養院・講堂

(東京Ⅰ・Ⅱ公演は1時間程度、さいたま公演・東京Ⅲ公演は、1時間半程度を予定しています。)

 

◆チケット

前売: 一般¥3,000、学生¥2,000

当日: 一般¥3,500、学生¥2,500

さいたま公演は、小学生以下のお客様を無料でご招待いたします。

 

◆演奏

佐藤翔 (チェロ、"げん”結び代表)

山田健史 (チェロ、ゲスト出演)

柴田友樹 (朗読、ゲスト出演)

 

◆作曲: 桑原ゆう

◆台本: 大石泰

 

 

 

「間違いの喜劇」は全プログラム共通ですが、他の楽曲が公演によって異なります。

 

<全公演共通演目>

桑原ゆう: 「間違いの喜劇」~ふたりのチェリストと語り手のための~ [2016] 初演

 

<さいたま公演>

下山 一二三: セレモニーⅡ [1971]

ベンジャミン・ブリテン: 無伴奏チェロ組曲 第1番 op.72 [1964]

レノン=マッカートニー / 桑原ゆう(編曲): アイアム ザ ウォルラス [2016] 初演

 

<東京Ⅰ公演>

ベンジャミン・ブリテン: 無伴奏チェロ組曲 第1番 op.72 [1964]

レノン=マッカートニー / 桑原ゆう(編曲): アイアム ザ ウォルラス [2016] 初演

 

<東京Ⅱ公演>

ヨハン・セバスティアン・バッハ: チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より

フランソワ・クープラン: コンセール No.13「趣味の融合」より      

 

<東京Ⅲ公演>

ネッド・ローレム: シェイクスピアを読んで [1980]

レノン=マッカートニー / 桑原ゆう(編曲): アイアム ザ ウォルラス [2016] 初演

 

 

東京Ⅰ・Ⅱ公演は、神田の家という小さな空間が会場で、席数がかなり限られますので、お早めにご予約をお願いいたします。神田明神のとなりの、歴史を感じる古民家の一室でのコンサートです。東京Ⅲ公演は、ありがたいことに、スパイラル公演や声明のお稽古でお世話になっている平井ご住職のお寺の講堂を使わせていただくことになりました。

 

私は、朗読とふたりのチェリストのための「間違いの喜劇」の作曲と、ビートルズからアイアムザウォルラスをチェロのデュオのために編曲しました。「間違いの喜劇」の他も、佐藤翔くん渾身のプログラミングです。練習も着々と進んでおります。ぜひたくさんの方にご来場いただきたいです。よろしくお願いいたします!