小山 隆
2020
08
Apr
かぎ針ニット【登場】
[レディス]2020春 原宿ファッショントレンド
撮影日:2020年03月19日(第12週)
気温:20度 晴れ
母数:172人
標本数(n):9人
出現率:5.2%
*このレポートは新型コロナウィルスで定点観測を自粛する前に撮影した分です
70年代ファッションが拡大しています。
ファッショントレンドを周期にするとぐるり24年間の円になります。
円の1周を1周期として、現在ちょうど半周を過ぎたあたりに居りまして、まさに次の新しい時代を迎える端境期である・・・というのが当方の認識です。
また端境期≒激動期で、
今までの価値観が大きく揺さぶられるタイミングでありました。
ところが つい先月(3月1日)あたりまでは、SDGsの方向でまとまりそうに見えていたトレンドが一変しました。この点については後日、「将来に備えて=コロナ後の潮流を読む=」でアパレルデザインの立場から、私見を書いてみたいと思います。
さて本題に戻ります。
70年代ファッションの代表テーマと言えばボヘミアン。
重ね着、マキシ丈、かぎ針ニット、フレアーシルエットなどがキーワード。
今回のテーマは「かぎ針ニット」で、かぎ針ニットのロングワンピースやマキシスカート、パンタロンを確認しました。
出現率は5.2%。一般的にトレンドと認識できるレベルにあると思います。
夏に向け、エスニックミックススタイルへと進化してゆくんだろうと思っています。
出典:
リサーチ&デザイン東京(Research&DesignTOKYO)