芹澤 絵美

2021 18 Apr

ある晴れた日のオリーブピッキング

 

ブドウの葉が紅葉するころ、オリーブが摘み頃を迎えます。

ヴィンヤードに植えてあるオリーブの木のうち、
実が多くついている40本くらいから収穫しました。

子供の砂場遊びようのプラスチックフォークを使って届く範囲で掻き落としていきます。
男性スタッフは、電動の振動する熊手のようなもので高い位置のオリーブをふるい落としていきます。

シートに落ちたオリーブを選別します。
傷んだ実、ゴミ、枝などを取り除き収穫容器にいれます。

これをひたすら繰り返し、夕方にはけっこうヘトヘトです。

ヒメもぐったり。


すべての収穫が終わり、
管理しているヴィンヤード併設のワイナリー・レストランでお疲れスタッフランチ。
自分達が育てたブドウがワインメーカーの手によってワインになり、
なるほど、なるほど、と言いながらみんなで次々ボトルを開けました。

手塩にかけたブドウが、それほど好みでない味のワインに昇華している場合もありますが、
ブドウを渡したら後はワインメーカーの仕事、と割り切ります。
同じ畑から採れたブドウでもワインメイキングで大きく味が変わります。

どのワインも、みんなに愛されるといいなぁと願っています。