芹澤 絵美

2021 13 Sep

ロックダウン中に仕事が再開

 

新規感染者数がまだ20人を割っていませんが、
ニュージーランドのロックダウンは、来週の中頃からレベル3に引き下げられる予定です。

レベル3は完全なロックダウンではなく、
テイクアウェイのお店は営業を開始し、小売店舗も店内の人数を制限しての営業が許可されます。
 

ロックダウンに入る前からホリデーを堪能していた私ですが、
楽しかったホリデーに急に終わりが告げられ、今日から働いています(笑)

ホリデー中にロックダウンが始まり、
過去1年間の週平均給与から算出した休業補償をもらっていましたが、
働いていないのにお金がもらえることに喜び反面、
ベーシックインカム的なものの仕組みに疑問も感じました。

エッセンシャル・ワークに指定された職業の人々はロックダウン中も普通に働いています。
医療従事者、警察官、スーパーマーケットや薬局、ガソリンスタンド、私の働くヴィンヤードなどを含む酪農業などがそれにあたります。

昨年、最初にロックダウンが行われたとき、働くことを許された職業はラッキーだなぁと思っていましたが、休業補償を得るようになると、ん?待てよ?と新たな疑問が。
休業補償は週5日で働いている時の給料よりも20%下がった金額が支給されるのですが、
それならば1日も働かずに80%の給料を貰う方が良くない?と思うのでは?と。

エッセンシャル・ワークの人は、
まったく働かない人とわずか20%の差だけで週5日働いていることになるのです。

政府の都合でカフェやレストランや小売店を強制的にお休みにしているのですから、
休業補償をするのは当たり前だとして、
ん?でもそれだと働いている人は少し損に感じるのでは?と思ってしまいました。

ベーシックインカムが実現出来ない理由をとても身近に感じた気がします。
働いた分はベーシックインカムにプラスされて収入になるという仕組みになったとしても、
僅かでも支給があれば、働かないことを選択する人が相当数出ると思います。

その先の未来を深掘りして考えると、
まだまだ生産分野の完全機械化が進んでいない現在では待っているのは食糧危機です。

結局そこ〜?と思い、
やっぱり人間はとりあえず働かせておくほうが良いという結論に至りました。
 

アメリカではインフレと食料の品薄が始まっているようですし、
実はすでに多くの生産者が廃業してしまっているという恐ろしい事態が密かに進行しているのではないか?と怖くなってきます。
エッセンシャル・ワークとして働くのを許可するだけじゃ第一次産業のモチベーションは今後保てないかもしれないですね。

 

最後にブログトップのチャートについて。
これ、子供に聞かれても答えられません。

1,マスクがウィルス遮断に効果があるのなら、どうしてソーシャル・ディスタンシーは必要なの?

2,ソーシャル・ディスタンシーに効果があるのなら、どうしてマスクが必要なの?

3,マスク着用とソーシャル・ディスタンシーの両方に効果があるのなら、どうしてロックダウンをするの?

4,マスク着用とソーシャル・ディスタンシーとロックダウンの全部に効果があるのなら、どうして治験不十分なワクチンを使うの?

5,ワクチンが安全ならどうして製薬会社に免責条項が無いの?

6,ワクチンで死ぬ人のほうがウィルスで死ぬ人よりも多いのなら、なぜワクチンを使うの?

7,ワクチン2回接種で他の人の安全を守れるのなら、なぜスーパースプレッダーがいるの?

8,ワクチンしたのになぜまたマスクを着用しないといけないの?

9,ワクチン完全接種者が他者に感染させることが出来るなら、どうして彼らにワクチンパスポートと特権を与えるの?

 

私たちはとても矛盾に満ちた世界に生きているようです。


そして、アメリカがついにワクチン義務化を宣言しましたね。
接種を希望しない人はどうなるのでしょうか?

その一方でイギリスがワクチン・パスポートを中止。
カナダとフランスは強硬姿勢。
渡航制限はあるものの、デンマークはほぼ全てのCOVID-19特別対策を止めて人々を普通の生活に戻しました。


日本やニュージーランドはどのような方向に進むのでしょうか?
自分の体のことは自分で決める権利が守られ続けることを祈ります。