芹澤 絵美

2020 29 Dec

ブレるな

 

1/6に行われる米上下院合同議会で12/14に投票された選挙人票が開票されます。


日本国憲法にも憲法学者によってさまざまな解釈があるように、
米国憲法にもさまざまな解釈があります。
数学と違って絶対的な答がありません。


上院議長を務めるペンス副大統領の持つ権限についても沢山の解釈がありますが、
トランプ大統領再選を望む国民目線で見た憲法解釈で1/6に何が起こるか、
現時点で想定されていることは下記の通りです。


「法に従っていない選挙はもはや選挙では無い」


選挙プロセスに重大な憲法違反があったとされる州は、
憲法に反したプロセスで選挙を行った=大統領選挙は行われていない=選挙人は存在しない=無効


ペンス上院議長による選挙人票の開票はアルファベット順で行われますので、
一番最初はアラバマから始まります。
選挙プロセスに憲法違反が無い州はそのまま選挙人が有効とされ、
選挙プロセスに憲法違反があった州は、その事由が読み上げられ無効と宣言される。

例えばジョージア州の場合、
・署名確認を怠った(違法)
・開票所での無意味な立ち会い(監視人が監視出来ない状態に置かれた)(違法)
・州務長官の越権行為による選挙法修正(違憲)
・水漏れ虚偽報告からの監視無しの開票作業<証拠映像あり>(違法)
・ドミニオン集計マシンの基準超えのエラー率(違法)

以上の事由により、選挙人投票を無効(0人)とする。


という風に、問題とされている7州の選挙人が無効とペンス上院議長が判定していくと、
無効州すべての選挙人を差し引いた結果は、
232票(トランプ氏)、222票(バイデン氏)となります。
憲法修正第12条によりますと、有効な票の過半数を超えた者が大統領となる、
となっています。

 

これを行う絶対的権限がペンス上院議長に憲法によって与えられています。

 

このような議決には当然民主党は猛反発し、
ペンス上院議長の行為は違憲である、と最高裁に訴えるでしょう。
しかし、大統領選挙に関する訴訟は最高裁は今まで全て棄却しています。
最高裁は「大統領選挙の結果の裁定に関わりたくない」という態度を明確にしてきました。
その為、その筋を通すなら、民主党が起こす大統領選挙に関わる訴訟も、
最高裁で棄却される可能性が高いです。

 

問題は、ペンス副大統領です。
彼が、この権利を行使するかどうか。
これについては「裏切る説」「裏切らない説」が拮抗しておりどうなるか分かりません。


そこで、トランプ大統領が呼びかけている、
「1/6、ワシントンに結集せよ」という言葉が大きな意味を持ちます。

もう選挙は不正に盗まれており、
多くのアメリカ人の1票が無視されたことは証拠の山を見ているペンス副大統領は分かっています。
(シドニー・パウエル弁護士が先日公開した大統領選における不正行為全ての報告書

しかし、それを無視して戦わないか、受け入れて戦うか迷っており、
どちらを選んでも大きな怒りを買ったり、暴動が起こる可能性があり、
更には、ドミニオン集計マシンを使えば2024年の選挙でペンス氏を大統領にしてあげられるよ、
といような甘言が囁かれているかもしれない。

ペンス副大統領という重要な駒の争奪戦が激しく行われており、
それに揺れる彼を見て、リン・ウッド弁護士が厳しい言葉をTwitterやParlerで投稿したのかもしれません(リン・ウッド弁護士はトランプ大統領よりももう少し厳格に追求する性質がありそうな気もします)。


トランプ大統領は、
そのマイク・ペンス副大統領を正しい道に戻し、正気を与えられるのは、
いま目の前に集まり声を上げるアメリカ国民達の現実の姿しかないと考えているように見えます。
 

この民衆の声を無視するのか!と。
少しでも真実に耳を傾ける心があるならば、
向くべきは権力のほうではなく国民のほうにではないか、と。

 

今現在、不正を行ってきた者たちを白日の下でバッサリやってほしい!
という愛国者達の気持ちが抑えられないほど膨れ上がっており、
トランプ大統領が行動を起こさなくても我々が起こす、と言うくらい
ある意味少し危険な状態、大統領に不信を持ち始める愛国者たちの動きも見受けられます。


ナッシュビルでのAT&Tのビル爆破があったり、
(AT&Tは、1985年からフェアビューというプログラムで電話やネットやemailのデータを集めており、そのためのステーションのうちの一つがナッシュビル)
だんだんと、荒々しい雰囲気で人々の心を揺らす出来事がこのホリデー中にもまだいくつか起きる可能性があります。


けれど、一番大切で優先すべき事は「トランプ大統領の再選」であり、
「トランプ氏を大統領の椅子に再び座らせる」ことです。

雑多なことに注意散漫になってブレたりせずに、
このことにすべてを集中し、
トランプ大統領の呼びかけ通り、1/6ワシントンに集まって欲しい。
そして、ペンス副大統領を信じている、というその思いを声にして届けて欲しい。


これから1週間、陣営が愛国者達に呼びかけるのはこの1点です。

 

サイモン・パークス氏の最新の動画で、軍の配置説明がありました。
ニューヨーク州東海岸と、カリフォルニア州西海岸、ワシントンD.C.を中心に配置され、
1/6は愛国者達とBLMやANTIFAなどの反トランプ集団との衝突や暴動を防ぐ為に州兵が配置されるのではないかと予測されています。



どうなるかまったく分かりませんが、勝ったほうが正義であり現実です。
どちらが勝つにしても、今後の世界を決めていくのは勝者のほうです。
現実に起こったことを受け入れていくしかありません。
なのでどちらも負けられない戦いとなるでしょう。


余談ですが、カリフォルニア州知事が、
カマラ・ハリス上院議員の後釜となる候補者を指名しました。
次の候補者が指名されてもなお、カマラ・ハリス氏は上院議員を辞職していません。
彼女は退路を残しています。
不正選挙騒ぎなどは茶番であり、一点の曇りも無くバイデン政権発足を信じているのならば、
なぜ副大統領就任間近の現在でも退路を残し続けるのでしょうか?


*今回の記事を書くにあたり、参考にした動画やウェブサイト

・及川幸久THE WISDOM CHANNEL「1月6日。ペンスの権限で起こりうるシナリオは?
・カナダ人ニューストラさん勝利への道
・American Thinker「It's for Mike Pence to Judge whether a Presidential Election Was Held at All
・Simon Parkes「27th December Update Current News