芹澤 絵美

2019 06 Jul

羊の毛

さて、Man O' War ヴィンヤードでのお仕事が再スタートして早2週間です。

いまはブドウの木の剪定時期でして、
今年伸びてブドウの実を成らせて頑張ってくれたシュートをカットします。

そのうちの1本を来年用のケーンにしてワイヤーにタイダウンしていくのですが、
作業中の私の癒しポイントは、
フルーティング・ワイヤーに絡まった羊の毛!です。

Man O' Warヴィンヤードは巨大ファームの中に点在しているので、
フェンスで複雑に区分けされたブドウ畑になっているのですが、
(あるときは10個のゲートを開閉しながら目的地に向かうことも)
普段人が出入りしないヴィンヤードには羊の群れを離して雑草を食べてもらうのです。

ファームとヴィンヤードの素敵な連携。

羊は臆病なので人が出入りするヴィンヤードからは数区画離れた場所にいます。
なので残念ながらブドウ畑を歩く羊の写真を撮れないのですが、
このワイヤーに絡まった羊の毛を見つけると、
あ〜、ここの草食べてたんだなぁとホッコリするのです。

羊の毛は巻き毛になっていて、
草をはむはむしながらフルーティング・ワイヤーの下をくぐり抜ける際に毛が巻き付いちゃうっぽいのです。

フルーティング・ワイヤーは地上高60cmほどなので、
少々無理目にくぐっているに違いありません(笑)

そんな姿を想像しては癒されている私です。