芹澤 絵美

2019 05 Oct

春の庭

 

球根類の開花が終わる頃、
薬草や草花、木々の芽吹きが活発になります。

失敗の確率が高いと言われているアーティチョークの移植を強行したのが一ヶ月前。

すべての葉が生気を失いだらんと垂れ下がる毎日が2週間続き、
それでも根からの水分の吸収と根付きを期待して1日2回水やりをしました。

移植から3週間を過ぎた頃、
株全体に活気がみなぎってきました。

食用部分にあたる花芽も充実し、
株の負担を減らす為に泣く泣くカットしたメインの切り株からも新芽が出始めました。

こうなればひとまず安心です。
あとは真夏の乾燥をしっかり防いで更に堅固な株に育て上げたいです。

種蒔きから発芽までがなぜかうまくいかず失敗続きだったヨモギも、
昨年育った3つの株を鉢から地植えに移植し、
この春無事に新芽が出てきました。

一度根付いてしまえば雑草と同じで、
地下茎と種でたくさん広がってくれると思います。
ヨモギは鶏の虫下しに使うので大いに育って欲しい野草の1つです。

そして、毎年たくさんの美味しいを提供してくれるミョウガ。

たったの一株から始まったミョウガでしたが、
植えてから6年。
地下茎をグングンのばし、毎年食べきれないくらいの花芽を出してくれます。

今年もたくさん新芽が顔を出しました。
今から収穫が楽しみです。