山中 健

2020 30 Jan

2020秋冬パリメンズ3 メンズコレクションシーンは細身にシフト 日本男子は太め継続

洗練ムードが漂う2020秋冬パリメンズ。シルエットもスッキリ。細身が主流となりました。基本はニートフィットで、ロング&リーンなシルエットも増えています。とはいえ、このトレンドはウィメンズから1、2シーズン遅れ。ストリートとの親和性が強いメンズではルーズやコンフォートシルエットがまだまだ続いてはいます。特に日本人デザイナーや気鋭にはその傾向が強いですね。

日本人デザイナーは、エリート服へのアンチテーゼとしてストリートのスピリットをまとって脚光を浴びていますが、メゾン系が本来の洗練に戻っているので、両者の間にスラックが生まれる構図になっています。

日本のミッドマーケットを見渡すと、やっとエフォートレスなコンフォートシルエットが定着しつつあるので、いきなり細身のパンツがトレンドにはなりませんが、デザイナーやコンテポリーマーケットでは細めにシフトしてきそうです。

2020秋冬「ディオール」メンズコレクション via apparel-web.com

2020秋冬 「オーラリー」メンズコレクション via apparel-web.com

 

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