内田 文雄

2021 09 Mar

Outdoorブーム到来!

ここ2〜3年中国でじわじわとOutdoorブームが拡がっていると実感しています。

とは言え日本のように整備されたオートキャンプ場や、簡易キャンプ場があるわけでは無いですが、それでも各地にちらほらキャンプ場ができだしています。なので現状で言うとシティサーファーならぬ、シティキャンパー的にアウトドアグッズを買って、近くの公園や湖畔にテントを張ったり、自宅にアウトドアグッズを飾って楽しんでいるという感じでしょうか。

Aladdinのブルーフレーム石油ストーブしっかり品揃え

日本のOutodoor雑誌も売っています

古いSTANLEYの展示

ルアー釣具も僅かですが売っています

日本のGoods中心の品揃え

間も無くオープンする併設のカフェ&バー

蔦谷のすぐ近く多くのカフェが並ぶ近くにある「Outland」

 

中には本格的にカヌー、SUP、ルアーフィッシングなどを楽しむ人達も多くいるのも事実。上海在住の台湾系カナダ人の友達はカヌー、SUPの指導をしていてオールシーズン中国のあちらこちらにツアーを計画し、参加者を募り実行し、Outdoorライフの裾野を広げていっています。これから2〜3年で更に本格的にキャンプを始め、様々なOutdoor、スポーツ、レジャーに人気が出てくるのは確実です。日本で大流行しているソロキャンプはその先をいっていますが、中国ではまだまだファミリー、友達で大勢でが主流です。

 

と言う事で家の近くに今年の1月中旬にオープンしたOutdoor専門ショップを見てきました。「Outland」というキャンプを中心に色々なGoodsを売っています。商品の6-70%が日本のOutdoorブランドのもので、値段は日本の1,6-7倍と相当高いのですが、多くのZ世代の若者が訪れては買い物をしています。中国の小紅书(RED)やwechatなどで、「この店に行ったよ〜!」と皆が打卡(人気、流行りの店、場所に行く事)をupしていて、更にそれを見た人達がこぞって店を訪れると言う図式になっています。

 

この店は中国人経営なのですが、日本でも人気のGoodsがしっかりと品揃えされていて、じっくり見入ってしまいます。自らキャンプ場を運営、キャンプのやり方、ライフスタイルを教えています。この「Outland」近くには中国2号店目の蔦谷書店もあり、一時期の賑わいから落ち着いた感のあったこのエリアも人が戻ってきました。

 

それでは!