六本木 真弓

2019 06 Jun

ヘルスケア・サブスクリプション

先日、運動疲労で膝を痛めて整形外科クリニックへ行ってきた。

個人クリニックだが、早朝からシニアの患者が来院していて大変混雑していた。クリニック経営で収入を伸ばすためか、保険対象外の「ヒアルロン酸」注射等のポスターが、至る所に貼られている。

待合室で待たされている間、これからは「サブスクリプション販売」もあるのではと、思いをめぐらした。海外では、様々なヘルスケアのサブスクリプションサービスが立ち上がっていて、病院やクリニックの売上補完の手段として導入され始めている。

 

 

「Bulu Box」

 

『Bulu Box』は「フィットネス」や「ダイエット」関連商品がサンプルサイズで毎月届く定期購入サービス。毎月届くボックスには、4~5種類のセレクト商品が入っている。

「ヘルス全般」のボックスが月額10ドルで、「ダイエット目的」のボックスが月額60ドルからの定額料金。

 

 

 

「Sugar Smart Box」

 

『Sugar Smart Box』は「糖尿病」患者をターゲットにしたサブスクリプション・サービス。

月額29.95ドル、または39.95ドルの定額料金を払うと、低糖度、低炭水化物の軽食が毎月7種類以上セレクトされたボックスが送られてくる。

 

 

 

「サブスクリプション・サービス」は、ヘルスケアに関心のある人達の「目新しい商品には、まず、トライして良ければ継続して購入したい」というニーズを満たすサービスだ。

ターゲットの客層を絞り込むことがポイントだ。

「ヘルスケア・サブスクリプション」分野に、アパレルが参入できるチャンスも期待したいところだ。

 

 

㈱六本木事務所