西 謙太郎

2020 16 Apr

4月対策

(商品が完全に抜かれたショップ)

 

緊急事態宣言が行われ、首都圏、関西圏のほとんどの店舗がクローズ。遅れて中部エリアもクローズとなり売上規模の大きいエリアの店舗はほぼクローズになりました。各社クローズした店舗からECや営業継続店舗へ在庫移動し春物の値下げやタイムセール等で少しでも消化を測ろうとしています。写真のように100%在庫を引いている店舗も・・・。

また5月以降の売上も大きく下方修正したことから過剰在庫となっており、仕入れ調整が急務となっています。秋の仕入れも調整しながらセール拡大で在庫をどこまでコントロールするかが目下MDが取り組む課題となっているように思います。

アパレルはコロナで甚大な被害を受け、なかなか先も見通せないですが逆にこれを機に店頭とECの在り方、在庫の持たせ方、個々人の働き方を変えて生産性を上げる、ワークライフバランスなど、これまで問題提起されながらも取組めなかったテーマに取り組むことも重要なのではないでしょうか