少し前にイオンモール幕張新都心の掲店に行ってきました。
久しぶりに海浜幕張より西船橋に一つ手前の幕張豊砂駅から逆にグランドモールまでを歩いてみました。幕張豊砂駅はこのイオンモールができる時には越谷レイクタウン駅のように、イオンがJRに駅を造ってもらうつもりで出店したのですが、10年近くもかかってやっとできた駅なのです。店名が駅名についているのは営団地下鉄の銀座線の「三越前」のみと思うのですが、越谷レイクタウンもイオン越谷レイクタウンとはなっていなく、JRのプライドか？

この駅ができてからイオンモール幕張新都心が活性化するのかとも考えていましたが、マリンスタジアムへの行き帰りに通る人が便利になり、素通り状態になっていたのです。やっと、手が付きファミリーモールと称していた海浜幕張駅から一番遠いこの棟（手前からグランド、ペット、アクティブ、ファミリーとあり）も一番遠いファミリーモール（グランドモールとの差が殆どないので、一番閑散としていたのです）がエキマエモールと名称を変え、１Fにダイソーの3点セットの本体とスタンダードプロダクトとＴＲＥＥＰＰＹを入れ、２Fにもーリ－ファンタジーや未来屋書店があり、３FにＫＡＮＤＵＲ等です。（子供を2層にしたのは正解か？）を改装したのです。またアクティブモールも名前を変えないで、少し触っているのです。

問題は今まで海浜幕張駅から100円バスがあり、10分強歩くことを考えれば100円バスは便利なのですが、24年2月29日に無くなったことなのです。このバスは海浜幕張駅の北側にロータリーからイオンモールの海浜幕張新都心の入口のグランドモールとペットモールのジョイント部分のＪＲ線沿いに止まり、最後のファミリーモールのＪＲ線側に止まり、UターンしてグランドモールのＪＲの反対側の中央に止まり。イオンモールに来館される人には便利だったのです。しかし駅ができたからか廃線になり、ルートも幕張メッセ経由で時間も掛かり、運賃も100円が170円（通常の京成バスの運賃か？）に値上がりしているのです。

現状からの値上げは判らんではないのですが、ＪＲの運賃が西船橋から幕張豊砂駅迄は178円で、西船橋から次の海浜幕張駅までが230円なのです。また、幕張豊砂駅から次の海浜幕張駅までが146円というＪＲの価格から比べても割高と言えるでしょう。駅ができたとはいえ、距離からすると割高感は否めないのでしょう。JRが妥当とは思えませんが、京成バスは距離からして通常料金だと思うのです。イオンが今まで負担していたものを完全に無にするようなことが妥当なのでしょうか？

話を掲店に戻して、今までアクティブモールと称して、スポーツ系をまとめていたのですが、モールの名称は変えないで、25年2月1日に中身を入れ替えたようなのです。
グランドモールとペットモールは名称を変えずに、継続で維持できているのでしょうが、ペットは10年以上前から成長アイテムであり、MR.MAX（ディスカウンター）等が売り上げの15％を占め、年率10％の成長をしていたアイテムなのです。このアクティブモールはスポーツオーソリティが売場を占めていたのですが、下記の理由によりメガスポーツに変更したようです。

株式会社メガスポーツ（英）は、東京港特区に本社を置き、スポーツ小売事業を中心に展開する日本の企業であり、『MEGASPORTS』、『CNS』、『OUTSIDE THE BOX』などのシポーツ洋品店を全国に展開して、イオングループに属しています。当初はイオンが米スポーツオーソリティ社と合弁での会社を設立し（持ち株比率：イオン株式会社80.1%、米スポーツオーソリティ社19.9%）、ライセンス契約を結び、同社が日本の店舗を運営していましたが、2016年3月に米スポーツオーソリティ社が破産、同年8月にスポーツオーソリティ社との提携解消によりイオンの100%子会社化した後も「スポーツオーソリティ」の屋号のままで営業を継続していました。

,2025年に設立30周年を迎えるのを機に、2024年12月5日に商標と店舗ブランドを2025年2月1日付で社名と同じ「メガスポーツ（MEGA SPORTS）」へ変更することが発表されました。この売場もノースフェイス、カンタベリー、チャンピオン等にデカトロンのランニングブランドの「キプラン」（これが目玉）があり、壁面にはランニング等のカテゴリー平場を設けたブランド編集平場なのです。

過日のららぽーと新三郷の赤ちゃん本舗の新売場（アルペンアウトドアーズのコピー）と同様なのです。カテゴリーが異なるので、良いとこどりのコピーは是非やるべきです。ランニングとしては、ゼビオのつくばドーム店（ここより郊外）には広い店内の２Ｆにランニングコースを設け、ランニングできるようにしているのですが、ここは近場にランニングコースを作っているらしいのですが、ペットモールからアクティブモールへの連絡通路の端に作っている程度で、豊砂公園も近くにあり、ファミリーでの遊び場としても充実しているのですが、ランニングコースは真面（まとも）ではないようです。

いつも感じるのですが、来店客層の分析はどうなっているのでしょうか？ヨーカドーのように食品売場に来店される人を30～40歳代で、その方たちを上層階へとの勘違いはないでしょうが？つまり、フロアやカテゴリー毎の来店客調査や分析はできているのでしょうか？甚だ疑問です。出来ており異なるなら、その違っ達客層を違った売場へ送客する施策を取れば売上は向上しやすいのですが、コストカットではなく、売上を伸ばしながら営業利益を赤字から黒字へ、黒字から安定黒字に持っていく事が目標なのでしょうが。
しかし、まずはコストカットからの黒字化から始めないと、コストカットも出来ない企業に、黒字は無理なのでしょうから。

リニューアルや改装も本部はそれなりに動くのですが、マスメディアへのアプロ―チはいかほどに。ヨーカドーもイオンも今一つ不足感があるのです。自信のなさは否めないのでしょうが、折角意志を持って触ったのなら、出来る限り多くの人に見て貰っていただきたいものです。評価は人それぞれなのですから、

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
弊社へのご連絡は、HOME-PAGEのお問合わせより、お願いします。