生地 雅之

2020 13 Apr

業界の活性化に向けての改革

小職の出自でもあるメンズファッションから、衣料品すべて、食関連、住居関連を含むライフスタイル全般を取り巻く川上(製造)から川中(アパレルや卸)、川下(小売業=リアル+EC)まで全般の業界に元気になって頂きたいのです。

百貨店やGMSやアパレルが斜陽産業と言われても、まだまだ諦めたくはないのです。

 

「一人で何ができるのか?」と思われていると思うのですが、再生方法や案(皆で渡れば怖い)が異なるので、一人でも「熱い思い」で戦うのです。この思いがどこまで具現化できるのかは判りませんが、出来るまで(死ぬまで)戦うのです。

他力では、残念ながら自分の思う活性化が遠のくと考えているからなのです。個別対応ですが、やり方次第では、、

 

現在の世の中で、「必要なものは何か?」を考えてみました。

1.環境の変化に対応できる経営者・TOP(代表権ある取締役)

2.自分で研鑽してできる(意思を持っている)事を部下に任せる経営者・TOP

3.経営者・TOPの意思を部下に判るように噛み砕いて伝達・指示出来るミドル(代表権のない取締役から部長まで)

4.ミドルからやり方を教わっても、アレンジしてでもやろうとするボトム・スタッフ(部長未満)

5.年上の部下を上手に使える上司、年下の上司に上手に仕える部下

6.自分の出来る事は小さくてもベストを尽くして達成しようとする姿勢があり、できない言い訳をしない部下(阻害要因を見つけて、「他人の芝より自分の芝は青い」と言える人)

7.見てわからない事を説明し、一線置いてお客様に話掛けられる、前手で接客する販売員

8.プロの販売員だから、「売れ筋のフォロ―が利かなくても予算が達成できる」とか、売場には商品が沢山あり、お客様のニーズは売れ筋ばかりではないのでお客様の異なるニーズを把握して、売りにくい商品を売ってでも予算達成しようとする販売員

*企画担当者も生産担当者も、工場の方達も売れないと考えて商品は誰一人として作ってはいないのです。勿論販売員の皆さんも、売れなくても良いとは思っていないのです。

  ではどうしていくべきなのか?を真剣に考え行動していく姿勢のある人になりたい人。

 

現在の企業で売上不振の原因をどう見るか?他者(天候や気温、震災等)要因にするか?自者要因とし、自分で出来る事を見つけ精度を高めるようにするかで、全く異なるのです。

上記8項目以外にも多々あるとは思いますが、「あるある」と同調されても、その後自社は自分はと振り返ってみてください。果たして、、、

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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