生地 雅之

2018 26 Feb

EC決済

小売業界は、昨年まで厳しい環境下に置かれ(今年も?)、業績が悪化している企業も多く出てきています、しかし、反対には儲かっている企業も多くあります。その差は何なのでしょうか?ずばり、経営者の力量の差なのです。

 

EC他社決済の普及は、AMAZON-PAYでもAIR-PAYでも良いのですが、百貨店中間層には

十分響くのではないでしょうか?(自社CARDに拘る事とは別に)

顧客名簿を獲得する事が主目的なのでしょうか?売上+利益ではないのでしょうか?

 

リアルでは現金で取引もあり、名簿も取らずに売っているのですから、顧客名簿をその後でも

既存の規則を守る事が目的になっており、現在、あるいは将来のお客様にとって、規則のあり方を見直す(変える)柔軟な経営姿勢が望まれているのではないでしょうか?

 

但し、EC他社決済が出来る事を知っている人は大半なのですが、実際に使用している人は少ないのが現状であり、やりたい事、なりたい人と、その人が将来やっているか、なれたかは別物なのです。ここを気を付けないと大きく道を誤るのです。

 

マーケットの変化は激しく、そこの変化対応はもちろんのこと、それに伴う法律の変更を常に見ている人がいて、それをビジネスに置き換えられる人材の育成がマーケティングの重要な課題です。

 

小職がいつも提言しています「気付き(知恵)」の前に、「知識」が前提で、これを見てビジネスに置き換えられる「気付き」のある人材育成がこれからの企業の課題と考えます。

 

自社の立ち位置、実力、可能性のある領域の把握、強みと弱み、そして実践できる人材の有無がすべてを握っているか否かなのです。これを冷静な第三者目線で俯瞰してみると、自社のスタンスが見えて、ゴールとの差を直線で走るように手法を導き出す事に尽きるのです。

 

これを俯瞰できる経営者でないと、目標は上手く達成できません。「良い商品を作れば売れる」とか、「良い売場を確保すれば売れる」とか、様々な考えの経営者がいらっしゃるのですが、完全に間違っているのです、勿論、良い商品を企画、生産、展開する事は当然であり、良い売場を確保しての展開も重要ではありますが、経営とは大きく異なるのです。

 

極論を言えば、良い商品を作っても納期遅れで店頭に出なければ、、また良い売場を確保しても、商品がお客様の欲しいものでなければ意味はありません。この様な事は小売業やアパレルでは最低条件であり、「弊社は不良品は出しません」とか、「経費をブラックボックスにはしません」等のコメントを出す企業など論外なのです。

 

また、業績が悪化(売上や利益が減収減益)しているのに、今まで通りやりますでは、何も改善できません。今まで通りが悪いので減収減益になっているのですから、何が悪いのかを見つけ、そこに手を加えなければ良化は程遠いのです。まずはその原因を見つける目線が必要であり、見つけたら悪い原因を削除し、良化に向けた施策を打つ事なのです。

 

経営者とは、自社が利益拡大に向けて、どの様なビジョンを示し、目的である利益拡大という戦略を自社領域内で明確に立て、手法である戦術を自社でできうる可能な枠内で設計し、それでも届かなければ、その部分を外部の「知恵」を買ってでも成し遂げさせる事が必要不可決なのです。要は部下を使って結果を出させるスキーム作りと運営が業務なのです。

 

弊社のフィロソフィー

売場(リアルも画面も紙面も)以外にはヒントとマネーが落ちていないのですから、常に現場でお客様目線にて、ヒントを見つけるプロの技の知力(気付き)と、それを拾う体力(実行力)を身につける事が、小売業やサイトの現場責任者(事業本部長クラス)に必要です。

 

これが企業を維持向上させていく重要なファクターなのです。マーケットはブルーオーシャンなのですから、マーケティング力とマーチャンダイジング力、それをお客様にお伝えするプロモーション力、そしてマネージメント力のバランスの良い構築が必要です。

 

弊社の事業

弊社は小売業やアパレルを中心とした現場に精通した経営コンサルティングを実践しており、「当たり前の事を当たり前のように実践できる」サポートです。企業毎により課題と戦略や手法は異なるので、個別対応させて頂いております。

 

A)企業ビジョン(あるべき姿)をより明確にし、現在の立位置を冷静に(第三者目線)認識し、

B)真の貴社・貴店の顧客マーケティング(お客様目線)の実行・解析により、

C)的確なマーチャンダイジングをコンサルティング(プロの業)し、

D)事業を可能にできる人材育成を(OJT)実践し、

E)営業利益の安定的拡大」(結果)を目指しています。

 

企業の最終目標

最終はブランドエクイティを高める事により、売上と利益は後で付いてきます。

その過程で売上規模の拡大をしながら、高い営業利益率20%超を生みだす目標としましょう。

当面(5年程度)で、売上規模を拡大しながら、営業利益率10%超を通過点と設定しましょう。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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