生地 雅之

2025 30 Jun

消費者目線2

1.    最近のパジャマの釦ホールの開け方
過去はどんな柄(縦縞、格子)であろうとも、横一文字かまっすぐ縦だったのですが、最近は左上から右下に斜めなのです。
恐らく理由はまっすぐ縦や真一文字の横の方が、柄合わせには適しているのですが、本来のパジャマはゆったり着るものなのです。小職のようにぴったり目のサイズ(ドレスシャツを含むすべてのウェア=ドレスシャツが下着と考えているので下着は着ない)を好む人にとっては、寝ている間に引っ張り、柄合わせができなくなっているのです。そのためか左右にゆとりを持たせ、なおかつ柄合わせも可能な限り併せるとすれば、この方法が妥当に映るのです。これでも完ぺきではありませんが、考えたものです。
釦ホールでは過去にボタンダウンシャツ、ネクタイをするときは第1釦を止めてネクタイをする事が一般的なのです。小職はネクタイを締める事が嫌い(苦しい)ので、止めないでネクタイをする事が多いのですが、カジュアルでの着用が多いボタンダウンシャツでは第1釦は外しての着用も多い(小職のみでなく)のです。その場合には首元が開きやすいので、第2釦を少し高くしているシャツも多いのです。このように、縫製仕様も時代時代に合わせた進歩をしているのですが、日常生活においては果たして。

2,クリーニング店のHP
自宅近くのクリーニング店に洗濯物を出そうとして、持って行ってGWで休みだったら持ち帰る等の面倒なので、HPを見たが、休日がGWも記載されていたのです。念のために開店時間後にTELしたら、営業していたのです。そのGWと記載されていたのは過去らしく、書き換えもしていないのです。
百貨店の催事日程も、過去から実施している同名の催事ならば、検索が多いので古いものが上位に挙がってくるのです。日付けと曜日を確認して違うと気づくのですが、たまに同じ日と曜日が合致するので、判り難いのです。その百貨店に問い合わせたらその時は、改善策がないとの回答でした。
また、お問い合わせを入れても、届いている等の受信確認返信メールもない企業も多く、お問いあわせして1か月も返事がないので、催促すると「届いていません」との返事があったこともあります。時間の無駄でしたので、確認メールが来ないときはTELでの確認をするのですが、不便極まりないのです。

3.木造建築の8階建て住宅
  AQ建築という企業が木造8階建ての集合住宅を作ったというCMを見ました。単純に「エレベータはついているのか?」という疑問をもってしまったのです。調べてみると問題はなにもなく、耐火時間という建築法のルールがあるのみなのです。
どんなものかと言うと、最上階から下に、火が回る時間を設定したもので、上から〇〇階からXX階までは1時間というルールなので、3時間までが一般的らしいのです。
自宅用では階段に着ける椅子的なものが安いらしいのです、地下鉄の階段に付いているような、身障者用の電動的なものなのです。
火災を想定してのルールなので、最近は木造住宅も増加傾向にあり、形のみの宣伝でなく、消費者が気にする所を判り易く説明して欲しいものです。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
弊社へのご連絡は、APPAREL-WEBのお問合わせより、お願いします。