生地 雅之

2023 27 Nov

過度なデフォルメのキャッチ・コピーと対応

最近、新聞のタイトルに疑問を感じるケースも多々見られます。

11月10日付の日経MJの3面のCGC(食品スーパ-)の総取扱高が20年で2倍との事です。確かにコツコツやればこのくらいできるメーカーは多いのですが、20年で2倍とは年率104%弱でできうる数字なのです。コロナがあったとはいえ、外食系と違って、食物販系は割と安定していたのですから。

 

また、同日付11面には、タクシー運転手10年で4割減も不自然なのです。確かにタクシーの運転手は3Kと言われ、人手不足の業種ではありますが、脱サラを含め止むを得ない就職先としては多いのです。これも年率95%で10年で4割減になるのです。現在の人手不足から言えばこの数字はまだましではないでしょうか?もっと仮設を立てて、信憑性のある取材を試みていただきたいものです。

その他、過去にはMJに東西百貨店メンズのリニューアルに際し、東は伊勢丹新宿メンズ館と西は阪急メンズ(有楽町町)を記事にし、面積がほぼ同じ程度でありながら売上は伊勢丹の方が4倍程度あるにも関わらず、同じ程度に見える表現をしていたものです。

同様に最近百貨店ECサイトで化粧品サイトを独立させる動きが活発になってきていますが、伊勢丹meecoの後追いをしており、大丸松坂屋の「デパコ」も数年前に始まりました。来年より高島屋も始まりますが、これを取り上げたいようなのですが、売上がすでに〇十億円に実績のあるmeecoとまだまだの2社を同等に並べる表現はいかがなものかと、

三越伊勢丹の肩を持つ訳ではないにしても、数字の裏打ちのない記事の信憑性は?広報の受け売りか?プロの記者はもう不在なのか?

 

よくマーケティング手法で、棒グラフの上部分だけを切り取り、拡大して僅かの差を大きくあるように見せる手法の言葉バージョンなのでしょうが?取材の浅さを表現でごまかすことのないように、願いたいものです。書けないですが、裏話を知らずにインタビューを試み、広報が発表する程度の記事を誠しやかに記事にされても興味も湧きません。残念です。

 

先日も業界紙が値上げをし、紙だけでも値上げしており、電子版を加えても同額にし、その先は電子版のみに変更され、価格も60%程度にシフトされ(印刷や物流を見ても絶対利益が出る)、その時点で紙を辞める方向と推測されますが、この企業は電子版を加える時に、紙+の料金体系を発表され、難しかったのでしょう。最初の方法はすでに小職がこの企業の知人に提案していた内容なのです。誰が見ても「自明の理」なのにようやく値上げ時期に合わせてやり出したのです。

 

また小職は今回紙のみから電子版セットで同額に乗り換えようとしましたが、申し込みがQRであり、個人クレジットカードからの引き落としが条件なのです。現在は他紙と合わせて会社口座からの引き落としをしているので、継続しようと試みて「お問い合わせ」にTELしてほしいと記載されていたので、問い合わせ入れるとすべて一旦解約との事なので、そのまま放置したのです。自紙がどのような人に読まれているか、どのような支払い形態をしているのかも把握できていないマスメディアに的確な取材もできる訳(どこかの記事やブログの後追い取材等)もないのです。残念ですが、

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

弊社へのご連絡は、HOME-PAGEのお問合わせより、お願いします。