中谷 恭子

2019 19 Aug

VMDはコミュニケーション

こんにちは、ショップコンサルタントの中谷恭子です。

お盆休みも終わり、通常営業の日々が戻ってまいりました!

 

さて、これから秋に向けて、VMD研修やセミナーが多くなっていく時期ですが、

その研修やセミナーで参加の方々にいつも伝えることがあります。

 

それは、VMDとは、単に、店舗空間を視覚的に魅力的に演出する、ということだけでなく、

「VMD=コミュニケーション」ということ。

"VMDは売り場を通したお客様とのコミュニケーションツール" なんですよ、

ということなんです。

 

 

 

VMDでは、まず、

◎お店側がお客様に、ショップのアイデンティティやコンセプト、品揃えのテーマを

VPやPPという場で視覚的に発信します。

「うちはこんなお店で、今はこんな提案を行っていますが、いかがでしょうか?」

とお客様に問いかけるんですね。

もちろん会話で伝えるわけではなく、ディスプレイなど視覚的表現を使って伝えます。

 

そして、その発信がお客様に伝わり、興味を持ってもらえたら、

立ち留まったり、入店したり、商品を手に取ったり、何らかしらのアクションが、

今度はお客様側から発信されます。

 

 

 

もし、全く反応が無かったり、反応が薄かったりしたら、その発信が間違っている、ということ。

演出や見せ方、レイアウトなどやり方の問題か、テーマそのもののズレか検証して、修正しなければなりません。

 

VMDって、商品や什器を移動したり結構重労働なこともあるのですが、

これを作業と思ってしまうと、しんどくなってしまいます。

でも、これはお客様とのコミュニケーションなんだ、と思ってやると、

とても楽しくやりがいが出てくるんです!

 

クライアント先のスタッフも、「VMDって面白い!」ってよく言っています。

どうしてかって聞くと、「即反応が出て、結果がわかりやすいから。」だそうです。

VMDがコミュニケーションということを理解できると、

「今度はこうやってお客様に楽しんでもらおう。」というプラスの発想になってきます。スタッフのアイデア力やモチベーションアップにも繋がりますよ。

 

ぜひ「VMD=コミュニケーション」という考えで取り組んでください。

きっと結果が出てきます!

楽しんでVMDに取り組みましょう^^