顧客は体験を求めている。実店舗での買い物はイベントへ！

中谷恭子

2019 12 Mar

こんにちは、ショップコンサルタントの中谷です。

先日、Amazonのジェフ・ベゾスCEOが世界長者番付に2年連続で１位になったというニュースを見ました。

資産総額は1310億ドル（日本円で約14兆5000億円）！昨年より更に上昇しているそうです!!

なんとも天文学的な数字で全く実感湧きませんが^^；

実際、私自身もアマゾンでは買い物しますし（特に古本！）、アマゾンが私たちの生活にどれだけ浸透しているかはもはや説明もいらない状況です。

アマゾンに限らず、オンラインショッピングの売上は年々上昇していて、反して、実店舗の売上は苦戦を強いられています。

「将来的には実店舗って消滅してしまうの!?」リアルショップ関係の皆さま、不安な日々ですよね。

確かに、ただ物を並べて販売するだけの場、そういうショップは今後だんだん消滅していく運命でしょう。

オンラインショッピングでも代用できますから。

しかし、実店舗には実店舗でしかできない強みがあります。

顧客の5感に訴え体験を提供する＝イベント性　という強みです。

見て触れて聞いて匂いを嗅いで…、あっと驚き、その場でやってみて、そのワクワクを周りにいる人達と共有する。SNSに投稿したくなる。

自分の居心地の良い居場所としての空間。販売員のさりげなくかつ専門的なアドバイス。ちょっとした冗談と笑い。そんな心に響く場所としての空間。

人々はモノを残すことではなく、体験を心に残したい、と感じています。

この流れは加速しています。

洋服を買うより旅行にお金を使いたい、と思う人が増えていることからもわかりますよね。

ちょうどタイムリーに、とても参考になる記事を目にしたので紹介します。

2019年に小売業界で加速するトレンド予測９選

実店舗のあり方や、販売員の役割のところ、まさに！わかるなぁ、とう感覚です。

実店舗でしかできない体験を提供し、オンラインショッピングと共存していきましょう！