千金楽 健司

2020 28 Apr

ECは変化対応がポイント

ECの売上が絶好調です。こちらは当社のAILが調べた2月・3月のファッションECサイト推移ですが、4月はもっと伸びています。

▼ファッションECサイトは昨年を上回る傾向、2月からの売上推移をAILが調査
https://www.apparel-web.co.jp/news/20200421/

これまでに自社ECへの投資や準備、運用をしっかりしてきていたブランド程、壊滅的な状況をなんとか回避することができているのではないでしょうか。
好調なECの中でも「売れ筋商品」は徐々に変化してきています。


記事より:新型コロナウイルス危機における消費者需要の状態

▼意外な品も、自己隔離中の消費者はアマゾンで何を買っている?
https://forbesjapan.com/articles/detail/33793

この記事はアメリカの事例ですが、ロックダウンが長引く中で消費者の「モード」が変化し、売れ筋商品がうつり変わってきていくことがよくわかります。

> 現段階での消費者の購買行動は、実用一辺倒の「サバイバル」モードから、ジグソーパズルやホームベーカリーといった、これまで忘れ去られていたカテゴリーの商品へと移行しつつある。

コロナ騒動をきっかけに、ECは「当たり前」になりました。ECが果たす役割はどんどん大きくなっていくはずです。
今後、ECを軸にビジネスを考えていく中で忘れてはならないのは、ECは「変化対応業」だということです。リアル店舗では実現できない変化・対応でも、ECならスピーディに対応をすることができます。アパレル各社がマスクを生産しECで販売、好評を得ているという事例が山ほどあります。自分たちを支えてくれるファンが「いま何を求めているのか」、しっかりと把握し、それに対してスピーディに対応していくことが非常に重要な状況になっているのです。

“Stay HOME”はしばらく続きます。
マスクの「次」に消費者が必要とするものが何なのか、みんなで本気で考えてみましょう!