千金楽 健司
2018
28
Mar
日本でも流行る?拡大を続けるP2P送金サービス
一昨年、アメリカから一時帰国していた知り合いと会った時に教えてもらった、個人間送金サービスの「Venmo」。彼女曰く、若者はよく使っているということでしたが、この3年間で利用者は一気に拡大したようです。
▼ 個人間ネット送金、米で急拡大 銀行や新興企業がしのぎ:日本経済新聞
“調査会社アイテ・グループによると、デジタルのP2P市場(送金総額)は16年に前年比5割増の1470億ドルに拡大。17年も同2割強増える見通し”とのこと。「Venmo」以外にも、30の金融機関が参加している新サービス「Zelle」、Appleの「Apple Pay Cash」、そしてFacebookが提供するサービス等、市場が急拡大しているという印象があります。日本でもLINEが同様のサービスを提供していますね。スマホユーザーが多数派になったいま、日本でもP2P送金をするための土台はできあがっています。
記事の中にこんな一文があります。
“「アイ・ベンモ・ユー」「プリーズ・ベンモ・ミー」など、普段の会話で使われるほど若者の間では定着している。”
「Venmoする」という言葉が生まれるほど「当たり前」になっているのですね。
「LINEする」という言葉が一気に市民権を得たように、日本でもユーザー意識が変化すれば、あっという間に「P2P送金が当たり前」になるのではないでしょうか。決済をめぐる環境は、我々が思っている以上に目まぐるしく変化していっていると改めて痛感しました。