千金楽 健司

2018 07 Nov

「決められない」「決めない」ことは大きな罪

仕事柄、いろいろな企業の方とお会いする機会がありますが、業界に関わらず、成長する企業に共通しているのは「決断力の速さ」だと改めて再認識させられた記事を紹介します。

日本が世界から劣後する一因が「PDCA」のやり過ぎ 世界は「デザイン思考」にシフト
 

記事にもありますが

日本企業は、提携や投資などを最終決定するのに時間がかかり過ぎる

まさに「ここ」です!特にデジタルの領域において“スピード感”は何よりも重要です。世界レベルで目まぐるしい変化が起こっている今、決断を先延ばしにすること自体が「ありえない」のに、それに気が付いていないという恐ろしさ。デジタル投資・デジタル戦略に出遅れたアメリカの小売企業がどんな最期をむかえることになったのか、認識できていない人が多いように感じます。そういった人たちにとっては、あくまで「対岸の火事」=「他人事」なのでしょう。

いま、私たちは第四次産業革命という大きな台風の真っ只中に立っています。いまや「これまで通り」は一切通用しません。

PDCAサイクルは、「正解」が見えた領域で使うと威力を発揮する。(中略)時代の先行きが不透明な時代、すなわち何をやるのが正しいか分からない時代に、PDCAサイクルにこだわり過ぎると、物事が先に進めなくなってしまう。

「正解」がない時代、何が「正解」かわからない時代だからこそ、変化を恐れず新しいことにチャレンジしていかなければならないと痛感しました。自戒の念も込めて書きますが、考え方、仕事の進め方、その他すべての面において、発想を転換→チェンジ!していかなければならないのです。

 

来週、久々にNYへ行ってきます。NYで起こっている変化をたくさん吸収して、またブログで紹介したいと思います。