2030年に100兆円規模まで拡大すると言われている「BNPL＝Buy Now, Pay Later＝後払い」市場。元々「後払い」の利用者が多い日本。クレジットカード、ショッピングローンや割賦払い、請求書払い、そしてキャリア決済も「後払い」の一種です。最近ではPaidy等の新サービスも利用者を増やしていますよね。

▼日本はBNPLの歴史が長い「後払い大国」
https://zuuonline.com/archives/254817

そんな「BNPL」企業を代表するのが、スウェーデン発のフィンテック企業：Klarna (クラーナ)です。2021年6月には、時価総額：456億ドルをたたき出しました（2022年7月には67億ドルに大幅下落）。

Klarna公式サイト

いまやKlarnaは

・45か国で40万を超える加盟店
・1億4,700万人のユーザー

にサービスを提供しているヨーロッパ最大のフィンテック企業なのです。

ちなみに同社が提供しているのは、後払いサービスだけではありません。

・銀行サービスの提供（スウェーデン、ドイツ）→「Baas（Banking as a Service）」モデル
・リアルカードの発行（アメリカ、イギリス他）
・AIを取り入れ、再販機能もついたアプリの提供

等、「買い物」に関する多種多様のサービスを提供しています。
このサービスはもっと増加し、提供エリアも拡大していくでしょう。
Klarnaの動向、引き続き注目していきたいと思います。